UNCCAスタッフの声

宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)スタッフが気ままに書きます http://ubeondanka.net/

2019年地球温暖化総括

BUSINESS INSIDER誌による2019年の地球温暖化総括です。ちょっと長いですがNASA衛星写真を通して昨年起きた事象を総括しています。すべての写真を見るには下記リンクから。(殿河内)

headlines.yahoo.co.jp

 

氷床の崩落、山火事、湖の縮小…19枚の衛星写真で見る地球温暖化
1/5(日) 20:00配信

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2018年11月8日、カリフォルニア州パラダイスを襲った山火事をとらえた衛星写真
地球は暖かくなっている。温室効果ガスが排出され、地球に熱がこもるようになったため、前世紀よりも平均で摂氏1度、気温が上昇した。

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その影響は、ますます目に見える形で地上に現れるようになり、宇宙からも見えるほどだ。

2019年7月は、記録史上もっとも暑い月となった。今年の夏は北極圏の広大なエリアが炎に包まれた。

国連の最近の報告書によると、海水温の上昇と氷河の融解のため、2100年までに海面は約90センチ上昇すると予測されている。

宇宙からとらえた災害の様子を見てみよう。

2019年の気象に関するニュースは、惨憺たるものだった。

大気中の二酸化炭素濃度は、5月に記録史上最高値となる415ppmとなった。我々が排出する温室効果ガスが増加するほど地球温暖化は進み、非常に激しく、死者を出すほどの気象災害が増加する。そしてこれらの災害の多くは、あまりにも壊滅的で、宇宙から見ることさえできる。

2019年だけでも、アメリカ北東部で吹き荒れた極渦、ヨーロッパを立て続けに襲った殺人的な熱波、カリフォルニアやロシア、グリーンランド、カナダの一部で発生した山火事が、衛星写真でとらえられた。また、南極や北極の氷河がかつてないほどの速さで溶けている様子も、衛星写真で見ることができる。現時点での北極海における海氷の面積は、1979年以来、2番目に小さい。

宇宙から撮影した19枚の写真から、地球の温暖化の様子を見てみよう。

毎年9月には、北極海の氷の面積は年間最小になる。1980年代以降、この最小面積は、10年ごとに13%ずつ減少している

1979年の北極海氷面積は700万平方キロメートルだったが、2019年10月には430万平方キロメートルに減少した。NASAのデータによると、これは2007年と同じ面積で、記録史上2番目に低い。最も少ない面積となったのは2012年で、260万平方キロメートルを下回った。

この減少傾向は、加速している。欧州宇宙機関(European Space Agency)の研究者は、現在の速さで二酸化炭素が排出されると、数十年内に北極から氷がなくなるかもしれないと警告している。

大西洋北部と太平洋を結ぶ北西航路は、海氷で閉ざされることがあるが、2016年8月は氷がほぼなかった

北極では、地球上のその他の地域と比べて2倍の速さで温暖化が進んでいる。そのため北西航路は2007年以降ほぼ毎年、オープンとなっている。

グリーンランドの氷床は、1980年代の6倍の速さで溶けている

2019年4月に発表された論文で、グリーンランドの氷床は、平均して1年で約2860億トン崩落すると推計された。だが2012年は、4000億トン以上が崩落した。

20年前は、氷床が崩落する量は平均500億トンだった。

南極でも氷の融解が加速している。1980年代は、毎年400億トンの氷が融解していたが、過去10年は年平均2520億トンと大幅に増加した

アメリカの国立雪氷データセンターによると、世界に存在する淡水の99%以上が、グリーンランドと南極の氷床にあるという。

グリーンランドと南極の氷床が溶けた場合、海面は60メートル以上上昇すると考えられている。

氷河の融解と、海水温の上昇(ほとんどの物質と同様、水は温度が上がると膨張する)が同時に発生すると、海面が上昇し、沿岸部のコミュニティにとって深刻な脅威となる

過去150年の間に、海面は世界的に約15センチメートル上昇した。国連の最近の報告書によると、今世紀末までに、海面上昇は90センチ以上になると考えられている。

報告書では、今世紀末までに、海面上昇と洪水によって沿岸部の低地に住む6億8000万人の人々や、島嶼国に住む6500万人の人々が影響を受け、退去しなければならない可能性もあることを明らかにした。

海面上昇は、満潮や高潮の際の洪水のリスクも増大させる

ハリケーンや熱帯暴風雨が発生すると、強風が壊滅的な高潮(通常よりも異常に高い潮位)を引き起こす。世界的規模で海面が上昇すると、高潮による被害も増大することになる。

2019年9月、カテゴリー5のハリケーン「ドリアン」がバハマを襲った。最大風速は秒速82メートルを記録し、いくつかの地域では、高潮により海面が最大7メートル上昇した。

気候変動の影響で、ハリケーンの雨量が増加、動きは緩慢に

地球温暖化により、ハリケーンはますます大型化し、以前よりも壊滅的な被害をもたらす。なぜなら、暖かな空気はより多くの水蒸気を含むことができるため、大量の雨をもたらすからだ。

気候変動により、ハリケーンの進行速度もゆっくりになっている。2018年に発表された論文によると、およそ70年前と比較すると、ハリケーンと熱帯暴風雨の進行速度は平均的に10%減少した。

ハリケーン「ドリアン」は、その傾向をよく表している。上陸後、バハマに24時間停滞、降水量は700ミリを超え、壊滅的な洪水を引き起こした

停滞したハリケーンは「ドリアン」だけではない。2018年、ハリケーン「フローレンス」はノースカロライナ州の小さなエリアに50時間以上停滞した。2017年のハリケーン「ハービー」はヒューストン都市圏に2日間留まり、降水量は1500ミリに達した。被害額は1250億ドル(約13兆6500億円)と推計されている。

気温の上昇は、2019年1月にアメリカを襲ったような大寒波の頻繁な発生とも関係している可能性がある

一般的に、極渦(Polar Vortex)とは、北極と南極上空の成層圏で循環している気圧の低い寒気の塊のことを指す。極渦の循環が弱まると、寒気は循環から外れて南下し、北極圏の気団とその南側の気団を分けているジェット気流に乗ってさらに移動する。

だが、気候変動がジェット気流の流れを変えている可能性がある。北極では、地球上の他の場所の2倍の速さで気温上昇が進んでいて、低緯度に位置する大陸との気温差は減少している。すると気圧の差が小さくなり、ジェット気流の流れを弱めることになる。その結果、ジェット気流が蛇行し、極渦が本来の位置からずれてしまう。

極渦の異常が発生する頻度は、過去40年の間に最大140%増加したことが、2017年の研究で明らかになった

2019年1月には極渦の影響で、アメリカ中西部と東海岸に住む8400万人の人々が、氷点下の気温に凍えることとなった。ミネソタ州の一部とウィスコンシン州では、体感気温が摂氏マイナス46度となった。

気温の急激な上昇は、山火事の危険性を高めることにもつながっている。2019年にロシアとグリーンランドの一部を覆った煙は、宇宙からも見えるほどだった

2019年の6月から8月にかけて、シベリアでは山火事で約5万5000平方キロメートル以上を消失した。

欧州連合コペルニクス大気監視サービスの研究チームは、北極圏で2019年の夏に、猛烈な勢いで長く燃え続ける100件以上の山火事を観測したという。

山火事はカナダのブリティッシュ・コロンビア州やアラスカ州にまで広がった。2019年にアラスカの森は約9700平方キロメートルを消失した。同年6月と7月には、アラスカのスワン湖で発生した火災の煙が、アンカレッジを覆った。

山火事は、個別に見ると気候変動と直接的に関連付けることはできないが、温暖化の加速により、そのリスク、規模、頻度が増大している

世界気象機関(World Meteorological Organization)は公式サイトに「温暖化や降水パターンの変化といった気候変動が、山火事が発生する危険性の増大や、発生する期間の長期化につながっている」と掲載した。

なぜなら、温暖化によって雪が早く融け、暖かい空気が樹木や土壌の水分を奪い、大地が乾いてしまうからだ。降水量の減少によっても、森が乾燥し、山火事が発生しやすくなる。

温暖化の進行は、ますますはっきりとしてきた。Climate Centralによると、2019年の世界の平均気温は記録史上3番目の高さになるという

2019年7月は記録史上もっとも暑い月だった。そのひと月前は地球の歴史上もっとも暑い6月となった。例年より摂氏10度近く気温が上昇した地域もあった。記録史上、もっとも暑い年は2016年、その次が2015年、3番目が2017年だった。

アメリカでは、おそらく気候変動が原因で、山火事で焼失する面積が1970年の2倍になっている

カリフォルニアの「キンケード火災」では、2019年10月23日から11月6日にかけて約310平方キロメートル以上にわたって燃え広がった。

「どれだけ懸命に消そうとしても、火は大きくなり続けた。そしてその理由ははっきりと分かっている」と、気候学者のパーク・ウィリアムズ(Park Williams)氏はコロンビア大学のクライメット・アンド・ライフ・センター(Columbia University's Center for Climate and Life)に語った。

「気候が火災の発生を左右している」

気候エネルギーソリューションセンターによると、アメリカ西部では、平均的な山火事のシーズンは、50年前よりも78日間長くなっている

「山火事のシーズンは本当に長くなっている。シーズンの始まりが春に早まっただけでなく、終わる時期は秋にずれこむようになった。乾燥する時期が長くなったからだ」と、カリフォルニア州ハンボルト郡の火災アドバイザー、リア・クイン-ダビッドソン(Leah Quinn-Davidson)氏は、以前Business Insiderに語っていた。

「我々は、危機に瀕していると言える段階まで来ている」

特にカリフォルニア州では1972年以降、山火事で焼失する面積が増加傾向にあり、2017年は1972年の5倍以上になったことを、最近の研究が明らかにした

アメリカ史上最大の火災10件のうち9件は、2003年以降に発生している。

山火事に加えて、気温の上昇は、猛烈な熱波をより頻繁に発生させる要因となる。2019年の夏、ヨーロッパは続けざまに殺人的な熱波に襲われた

2019年6月と7月、ヨーロッパは熱波に襲われた。熱波を原因とする死亡者が、フランスだけでも1435人に達した。フランス気象局 (Météo-France)によると、フランス国内で発生した熱波の回数は、34年前の2倍となっており、2050年までにはさらに2倍になると考えられている。

ワールド・ウェザー・アトリビューション(World Weather Attribution)の研究者らは、7月に発表したレポートで、気候変動が熱波の原因であり、気候変動がないと仮定した場合よりも少なくとも5倍は発生の可能性が高まると結論付けた。

「今日、ヨーロッパで発生しているすべての熱波は、人間が引き起こした気候変動によるものである可能性が高く、また強烈な熱波になったのも気候変動によるものだと考えられる」と研究者らはレポートに記した。

干ばつの頻度と深刻さも増している

2018年の夏、イギリス、フランス、ドイツの一部は、ここ数十年で最悪の干ばつに見舞われた。

NASAの研究モデルでは、気温が上昇するにつれ、干ばつがありふれたものとなり、深刻度も増すと予想している。そうなると食糧や水が不足し、結果的には限りある資源をめぐって、人々が争うことになる。

干ばつはさらに、山火事のリスクを高める。干からびた土壌や乾燥した植物は、簡単に燃えるからだ。

気温の上昇にともない、蒸発の速度が急激に上がるため、世界の湖や貯水池も干上がってきている

NASAが撮影した、ネバダ州とアリゾナ州にまたがるミード湖の衛星写真1984年5月16日の写真(左)と、2016年5月25日の写真(右)を比べると、湖が縮小しているのが分かる。

ミード湖の水位は、2016年には1984年よりも約40メートル下がった。アメリカの多くの農家や、アリゾナ州ネバダ州、カリフォルニア州、そしてメキシコのいくつかの都市は、ロッキー山脈からの雪解け水を蓄えたミード湖の水に依存している。

アメリ内務省の水利再生利用局(US Bureau of Reclamation)は2018年に「今後24カ月の見通し」を発表し、ミード湖の水位が、約328メートルにどうにか達していることを明らかにした。水位がこれよりも下がると、水不足であるとする宣言が発令され、強制的な断水となる可能性もある。ミード湖の現在の水位は、約330メートルだ。

世界各地にも縮小する湖がある。イランのオルーミーイェ湖は、もっとも大きかった頃の面積の10%までに縮小した。ボリビアポオポ湖は、完全に消失した。

[原文:Photos from space reveal what climate change looks like, from melting Arctic ice to rampant California fires]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

気候変動の速度

COP25の開催に伴い、スウェーデンの環境活動家グレダさんの動向や、日本が異常気象で最も大きな被害を受けた国と認定された事、更には、温暖化対策に消極的な国に与えられる不名誉な化石賞の受賞と環境問題がらみの話題に事欠きません。

少し、古い話になりますが、先月末に長野県環境保全研究所などの研究グループが、「気候変動の速度(VoCC)」という指標を使った報告書を発表しました。 

詳しくはHPを見て頂くとして報告書は以下の様に述べています。

地球温暖化により野生動植物の生息適地は、より標高の高い地域やより北の地域へと移動したり、消滅したりする。この研究では、約1km四方ごとの年平均気温を、現在(1981-2010年)と将来(2076-2100年)で比較し、気候変動の速度(VoCC)を日本全国で推計し、全国平均の「気候変動の速度」は249m/年であり、この速度で移動することは、多くの樹木にとって困難。

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この結果を踏まえ、温室効果ガスをできるだけ減らすと同時に、野生動植物の移動の補助や生息域外での保全策を検討を始める必要があると指摘しています。様々な動植物の限界線が北に移動する懸念は以前から大きく叫ばれていましたが、水平方向の移動距離や『気候変動の速度』が数字で示されて、改めて温暖化防止の大切さを学びました。(太田)

 

世界の二酸化濃度最高値を記録

木原さんも取り上げていますが、今朝のBS-1世界のニュースでZDF(ドイツ)、BBC(イギリス)が早速報じていました。珍しく日本のBSニュースでも報じていました。いつも思うのはヨーロッパのニュースには毎回必ず環境関連のニュースが流れるが日本ニュースでは中々見れないのはどうしてでしょう?

「パリ協定」以降も二酸化炭素濃度の上昇は減るどころか鈍化する兆しさえも見れないと言うのは脅威です。以下日経デジタル版からの引用です。(殿河内)

世界のCO2濃度、過去最高を更新 世界気象機関調べ
環境エネ・素材 ヨーロッパ
2019/11/26 4:57

ジュネーブ=細川倫太郎】世界気象機関(WMO)は25日、2018年の二酸化炭素(CO2)の世界平均濃度が407.8ppm(ppmは100万分の1)に達したと発表した。前年より2.3ppm上昇し、過去最高を更新した。WMOは「将来の世代が気温上昇や生態系破壊など気候変動の深刻な影響に直面することになる」と警鐘を鳴らした。

 火力発電所などからの二酸化炭素(CO2)排出削減は大きな課題となっている(ポーランド)=ロイター
火力発電所などからの二酸化炭素(CO2)排出削減は大きな課題となっている(ポーランド)=ロイター
CO2は温暖化の原因となる温暖化ガスのひとつ。大気中の温暖化ガスの濃度が高くなると、熱がこもりやすくなり気温が上昇する。
CO2濃度は産業革命前の水準に比べると約1.5倍となった。10年間の平均上昇幅をみると、1995~05年は1年あたり1.86ppmだったが、05~15年は2.06ppmと悪化している。石油など化石燃料の利用拡大が要因となっている。
同じく温暖化をもたらすメタンの濃度も18年は1869ppb(ppbは10億分の1)と過去最高を更新した。メタンは動物の呼吸や排せつ物などから出る。WMOのターラス事務局長は「気候変動対策の国際的な枠組みである『パリ協定』の合意にもかかわらず、温暖化ガスの濃度の低下はおろか、上昇が鈍化する兆しさえも見られない」と述べている。
12月にスペインのマドリードで開かれる第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)で、参加国はCO2削減に向けた対策などを議論する。WMOの報告などを受けて、主要国に排出削減を求める声は一層強まりそうだ。

温室効果ガスの世界平均濃度

今日のヤフーニュースに下記の記事が掲載されていました。

温室効果ガスの世界平均濃度、過去最高に 世界気象機関(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

気象庁のHPにもデータやグラフが載っています。

気象庁 Japan Meteorological Agency

2018年の世界の平均濃度は、前年と比べて2.3ppm増えて407.8ppmとのこと。

家庭部門からのCO2排出はなかなか減っていない現状があり、省エネに務めることはもちろん、買い替え時に省エネタイプのものに買い換えることも必要だなと感じています。(木原)

 

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アメリカがパリ協定離脱

アメリカは11月4日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の離脱を国連に正式に通告しました。

下記のグラフの通り、アメリカは世界で2番めにCO2を出している国なので、その影響はとても大きいと思われます。

州独自でパリ協定を遵守する方針を出しているところもありますが、国として離脱を選択したことはとても残念に思います。(木原)

https://www.jccca.org/chart/img/chart03_02_img01.jpg

インドネシアの首都移転計画

 インドネシア政府は首都をジャワ島のジャカルタからボルネオ島に移転する計画を明らかにしました。随分思い切った計画だなと思いましたが理由を聞けばなるほどと思います。移転理由の一つは世界最悪と言われている交通渋滞だそうですがより深刻な問題として地盤沈下と海面上昇による水没危機との事。違法な地下水汲み上げによる地盤沈下によりジャカルタの一部地域では10年間で25センチも地盤が沈下したと言われています。これに地球温暖化による海面上昇が加わりジャカルタの市街地の半分は海抜ゼロメートル以下になっている。台風の大雨や高潮で洪水が頻発しており首都機能が簡単にマヒする状況だそうです。(殿河内)

 

環境ニュ-ス

この3連休中に環境関連の3つのニュ-スを見聞きしました。まず、世界気象機関(WMO)が温室効果ガスの影響で世界の平均気温が過去5年間で観測史上最も暑くなるなど、地球温暖化の兆候やその影響が加速していると発表したというのが1つ目。
次にスイスのピゾール氷河(標高2600m)では、120年前に100m近くあったとみられる氷の厚さが今では2~5m程迄薄くなり、消滅の危機にある氷河にお別れを告げる会が開かれ、200人以上の研究者たちが温暖化対策を急ぐよう訴えたというの2つ目です。

(見えない所で温暖化は確実に進行している様です。)

そして最後が小泉環境相が国連本部で英語でスピーチを行い、「脱炭素化を進めるためには、政府の役割が重要で、これからもしっかりと支援していきたい」と述べたというニュ-ス。国が各自治体と連携していく重要性を強調したそうですが、国や自治体の連携施策と共に私達の『意識』も重要なのではあるまいかと・・・・・・。(太田)